第162章 夏夕空
作者:陈施豪      更新:2022-09-02 12:37      字数:734
  色づく西空に
  渐黄的西空
  差し込む一筋の陽
  射入一缕阳光
  夕立の雨上がりに
  傍晚骤雨过后
  気付く夏の匂い
  传来夏日气息
  ひしめく光が照らす
  照着熙攘的阳光
  想いに耳を澄ませば
  沉醉于回忆中
  聴こえし友の面影
  友人面容浮现脑海
  夏夕空薫り立つ
  夏日晚空芬芳洋溢
  鮮やかな過ぎ去りし日々
  鲜明生动的逝去时光
  心のまま笑いあった
  坦诚相视而笑
  あの夏の思い出よ
  那个夏日的回忆啊
  色づく鬼灯に
  淡红的小灯笼
  賑わいし夏祭り
  夏日祭热闹盛放
  鳴り響く風鈴の音に
  风铃之声清晰回响
  胸の奥が揺れる
  心里头摇啊摇
  さざめく蜩が鳴く
  蝉虫沙沙鸣叫
  木立を一人歩けば
  一人走过树丛
  蘇し日の面影
  忆起那天的面容
  そっと僕の
  悄悄在我
  耳元でささやいた
  耳边低声细语
  懐かしい日々
  令人怀念的时光
  あの頃のまま変わらず
  如今也如那时不曾变
  今も心の中で
  记忆仍留心中
  人として守るもの
  为人所守护之物
  人として学ぶこと
  为人所学会之事
  亡き祖父が紡ぐ
  已故祖父常叮嘱
  大切な言葉はこの胸に
  那些重要的言词永在心
  夏夕空薫り立つ
  夏日晚空芬芳洋溢
  鮮やかな過ぎ去りし日々
  鲜明生动的逝去时光
  あの頃のまま変わらぬ
  如昔日般一成不变
  染み渡る温もりよ
  渗透心底的温暖啊
  あの夏の思い出よ
  那个夏日的回忆啊